親同士の友情も深まる(?)プレイデート

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日曜日は、娘のクラスのお友達とプレイデート。

このお友達は、娘といつもちょっかいを出し合って
遊んだりけんかしたりしている男の子(C君)です。

当日の朝も「あの子となんて一緒に遊びたくない!」と
言い張っていた娘ですが、
待ち合わせ場所の公園にその姿を認めるや否や、
駐車場からその子の名前を大声で叫びながら疾走。
あっという間に二人だけの世界に浸ってしまいました。

その子のママとはいつも送り迎えの時間帯がほぼ同じ。
少しずつ会話をするようになり、プレイデートに至ったのです。

彼女との最近の話題の中心はやっぱり進級のこと。

彼女の場合は、C君の進級について幼稚園側から
”再考” を勧められたこともあり、うちより悩みは深そうです。

C君は、誕生日に基づけば
今年はKindergarten に進級するグループに入るのですが、
以前から ”精神的な成長が遅い” “クラスでの集団生活に馴染めない” などの
指摘を受けていて、Kindergarten への進級も
Transitional Kindergarten (TK)でもう一年過ごしてからのほうが
よいのではないかと言われたのだそうです。

”今日はこんな問題行動(発言)がありました” などの
レポートも何度かもらっているようで、
彼女は幼稚園に対してあまりよい感情を持っていない様子。

「はっきりとは言わないけど、
要はアスペルガー障害とかADHD(注意欠陥・多動性障害)
の可能性をほのめかしてるのよね。
あんまり言われるから精神科の先生に診てもらったけど
そういう子供はこの年齢では珍しくないし、そもそもそういう判断には
時期尚早、と言われたの」。

「で、幼稚園側の言いなりになることもないから
公立のKindergarten に進級させようにも
うちの学区の小学校は評判が悪くて。。。
転校願いを出したけど補欠の3番目。
そこの繰り上がりを待つか、今のところでTKに
進級するか、なのよね」。

男の子は女の子に比べて
成長が遅い面があるというのはよく聞く話。
そう簡単に片付けられればいいのだけど
アスペルガー障害とかADHDという言葉が出てきたら
親としては穏やかでいられないでしょう。

アメリカではそれらの言葉の認知度はかなり高く、
それに対するケアも充実、社会でも広く受け入れられている反面、
最近は、安易にそういうレッテルを貼り過ぎる傾向もあるようです。

娘と仲良く遊ぶC君を見ていると
問題児の影はなく、とても元気いっぱいでかわいらしい。
「あんな心配もしたわよね」と、ずっと後になって
笑って思い出せるような気がします。

プレイデートって、親同士のつながりも
こうやって深めてくれるのですね。
娘だけでなく私にとっても
有意義なプレイデートとなりました。

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