歩いて走ってFundraising、日曜日のWalk-a-Jog イベント

標準

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年度末に隔年で行われているFundraising(PTAの資金集め)イベント、
Walk-a-Jog が行われた。

アメリカの学校のPTAのもっとも大きな役割は
Fundraising と言っても過言ではない。

毎年、新学期の初日にはPTAから寄付金募集の用紙が配られ
数百ドルから数千ドルの寄付をするよう強く依頼される。

州の予算の削減のおかげで削られがちな音楽や美術などの授業や
学校図書の充実、生徒が利用するコンピュータの購入などは
PTAが調達するお金に頼らざるを得ないのが現実なので
任意ではあるが、まずどこの家庭もいくらかは払っているだろう。

それに加えて、年中、工夫を凝らした
大小さまざまなFundraising イベントが行われている。

例えば、
・特定の日に特定のレストランで食事をすると飲食代のx %が学校へ寄付される
・毎週特定の日のランチの時間にスムージーの販売が行われ、売り上げのx %が学校へ寄付される
・父兄が自慢の料理を持ち寄りその腕を競う料理の鉄人イベント。テイスティング料$70-90はすべて寄付
などだ。

Walk-a-Jog もそのイベントの一つだが、
その仕組みはこうだ。

ガン撲滅のマラソンのように
生徒がそのイベント(学校の運動場のトラックを30分間歩く、または走る)への参加を表明し、
それに賛同してくれた人から寄付を集めるというもの。

本来は近所の人、親戚などに声をかけて
寄付を集めるものらしいが、
自分の子供がウオーキングイベントに参加するからといって
お金をもらいにはなかなか行けない。

せいぜい、おじいちゃん、おばあちゃんにちょっと出してもらうか
親が自腹で寄付をしているのが現実だ。

だから、そのイベントのことは知っていたが
実は、参加するつもりはあまりなかった。

だが、イベントが近づいていきたある日、
娘が聞いてきた。

「ママ、Walk-a-Jog 申し込んだ?」

「え、まだだけど、出たいの?」

「一番たくさんの参加者がいたクラスは
ピザパーティのごほうびがあるんだって。
うちのクラスもそれを目指してるから申し込まなきゃダメだよ」

「でも、歩かなきゃいけないの知ってるの?」

「知ってるよ。お友達と一緒に歩くことにしたから。
しかも、申し込んだらタダでTシャツとトートバッグがもらえるんだよ。
一番たくさん歩いた人にはiPad の賞品もあるんだって!」

「まあ、寄付金を払うことになってるからタダじゃないんだけどねえ、、、」

「とにかく、もうすぐ締め切りだから申し込んでよ、ママ!」

敵もさるもの。
Tシャツだのピザパーティだの、子どもを味方につける術を心得ている。
とりあえず$20を払って申し込んだ。

当日の日曜日、学校へ行ってみると
イベントはかなり盛況だった。

学年別に子どもたちが一斉にトラックを歩いたり走ったりするのだが
みんな意外と真面目にやっている。
ゆるいマラソン大会のような感じだ。

娘も、トラックを33周まわったと言ってかなり本気でiPad を期待していた。

結局、iPad にもピザパーティにも届かなかったが
娘はケロッとしている。
週末にたくさんの友達と会えただけで楽しかったのだろう。
週末に持て余し気味なエネルギーの発散にもちょうどよかった。

『寄付』と聞いただけでつい
「また?」と辟易とすることもあるが、
これだけ規模の大きなイベントとなると
企画・運営をするPTA役員もそれなりに大変だろう。

そういう人たちのおかげで
学校やコミュニティがうまく回っていくんだなと
改めて感じた週末でもあった。

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