アメリカ人のカルシウム源は?(骨の健康についてお勉強)

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その日、娘は帰りの車の中で
得意げにこんな話を始めた。

「ママ、カルシウムって知ってる?
健康な骨を育てるにはカルシウムが必要なんだよ」。

「うん、知ってるよ。学校で習ったの?」

「ううん、アフタースクールで。
水泳バッグももらったよ」。

「え?誰かが来てその話をしたの?」

「うん、バックパックの中にプリントと
水泳バッグが入ってるよ。
私、これで水泳バッグが3つになっちゃった!」

そのプリントと水泳バッグには
アメリカン・ボーン・ヘルスという団体名が書かれていた。
どうやら骨の健康について教育をする非営利団体の人たちが
アフタースクールを訪れ、子どもたちに骨の話をしたらしい。

なぜ学校ではなく、アフタースクールで行われたのかは分からないが、
カルシウムを多く含む食物をしっかり覚えていて
食事のたびに
「これはカルシウム入ってる?」
と聞く娘を見るに、効果はそれなりにあったようだ。

配られたプリントの中には
カルシウムを含む食物のリスト(写真)が載っていたが、
これを見てすぐに気がついたのは
『小魚』とか『海藻』とかがまったくランクインしていないこと。

日本人ならカルシウム源といえば
すぐに『牛乳』か『小魚』を思い浮かべるが、
『牛乳』はともかく、『小魚』なんてものはアメリカのスーパーには売られていない。
日系のスーパーだけが頼りだ。

しらすをご飯にかけて食べたり、
小魚の入ったあられの小袋なんかをおやつに食べようものなら
「オエー、気持ち悪いー」
と言われるのがオチ。

アメリカの食文化において魚の影はそれだけ薄いのだ。

サーモンかシーバスのオーブン焼き
(オリーブオイルをかけてオーブンに突っ込むだけ)が
食卓に上がればまだ良い方で、
何の魚かわからないけど、白身の魚をフライにしたものを
フィッシュ&チップスで食べたことがある、というぐらいが
平均的なアメリカ人の子どもの感覚だろう。

サイズを問わず、目玉が残っているお頭付きの魚を
そのまま食べたり食卓に出すなんてことは
残酷で気持ち悪いらしく、もっとあり得ない。

幸い、静岡のおばあちゃん家に帰省した際、
毎日のようにしらすご飯を食べて育っている娘にはその感覚はない。

「あなたは牛乳も毎日飲んでるけど、
しらすのご飯とか小魚のスナックも時々食べるでしょ?
あれ、すごいたくさんカルシウムが入ってるのよ」
と言うと、娘は
「あれ大好き!じゃ、もっといっぱい食べなくちゃ」
と誇らしげだ。

『魚介類』の代わりにたくさんの項目が上がっていたのは
『栄養強化食品(Fortified Foods)』。

『カルシウム添加オレンジジュース』、
『カルシウム添加シリアル』、
『カルシウム添加食パン』などが載っていたが、
サプリメント文化のアメリカらしい、と
こんなところにも文化の違いを見たような気がした。

1件のフィードバック »

  1. さすがはアメ~リカさんだなぁ、サプリかよ。しかしカルシウムを効率よく吸収するには、ビタミンDも必要で、また、カルシウムを摂取してもそれだけでは骨は強くならない。骨密度が上がってなんぼ。運動というよりも骨への刺激が必要だと聞いたことがあります。子供には正しく知識を覚えてもらわないとね。
    https://www.morinagamilk.co.jp/products/brand/karutatsu/soakup.html

    • そのビタミンDも魚に多いというから、こちらもサプリ?日光も必要なので、外で遊びましょうとは書いてあったけどね。

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