月別アーカイブ: 11月 2017

娘が生徒会の代議員に選ばれたらしい

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当たり前だが、アメリカの小学校にも
生徒会(Student Council)というものがある。

新学期が始まって間もない頃、
生徒会長(President)、副会長(Vice President)に
立候補する最上級生(5年生)の候補者の
名前やイラストが描かれたポスターが
学校中に貼り出されていた。

ミュージカルを一緒にやっていた
xx君がPresident に立候補してるなあ、
ぐらいには思っていたが、10月になって
娘が突然、こう言った。

「今日、Student Council のミーティングに出てきたよ」。

「え、何で?公開ミーティングとかあったの?」
と聞くと、
「違うよ、私とA ちゃんがクラスの代表として参加したんだよ。
3年生からミーティングに出れるんだよ」。

「へえ、そうなんだ。でも何であなたとA ちゃんなの?
みんなで順番に出ることになっているとか?」

「だから私たちはClass Representative (クラス代議員)なんだってば」。

それでもまだ半信半疑の私は
「Representative (代議員)ってことは選ばれたってこと?」
と突っ込む。

「そうだよ。クラスで投票してA ちゃんと私の票が一番多かったんだよ」。

えー、ほんとかー?

「それって、クラスの全員の中から選んだの?」
「ううん、立候補した8人の中から」。
「え、あなた立候補したの?」
「うん」。

へー、あんなに人前に出るの嫌がってるのに。

「K君とかA君
(クラスでもよくできる男の子の名前)とかは?」
「男子は誰も立候補してない」。
「8人とも女の子?」
「そう」。

なんと、最近の女の子はたくましいなあ。

「そもそもRepresentative (代議員)って何するか知ってたの?」
とちょっと意地悪な質問。

「Student Council のミーティングに出て、そこで決まったことを
メモに書いてちゃんとクラスに伝えるんだよ。
今日も、私とA ちゃんで半分ずつ発表したよ」。

「今日は何が決まったの?」
「毎週金曜日は、スクールTシャツをなるべく着ていくこと」。

「そもそも毎月第一週の金曜日に着て行ってるじゃない。
それが毎週になったの?」
「絶対じゃないけど、できるだけね」。
「何のために?」
「愛校心を高めるために決まってるじゃん」。

だよね、失礼しました。

初回のミーティングだからか
話し合われた内容はたわいもないことだったようだが
本人はいたって真面目にとらえている。

「Representative だけでも率先してやったほうがいいから
今度から金曜日はスクールTシャツにしてね。
あ、そうそう、ミーティングのメモを取るためのノートも欲しいな」。

ここは、私も真面目に付き合ったほうがいいんだろうな。

「OK。じゃあ、ノート用意しなくちゃね」。

もともと正義感は強い方ではあるが
Student Council に関わるようなタイプではないと思っていたので
この何気ない報告には少しびっくりした。

女子二人のRepresentative が
どんな風に学校運営に関わっていくのか
ちょっと楽しみだ。

ハロウィーン Harley Quinn は学校中でたった二人!

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今年のハロウィーンに娘が選んだ
Harley Quinn のコスチューム作りは、
手芸屋で買ってきた赤と黒のフェルトを
ダイヤモンド型に切り、
ひたすらポロシャツに縫い付ける作業から始まった。

娘も手伝いたいと意思表明していたので
見本を3-4つ縫い付けておいて、
「あまり細かく縫うと大変だから
四隅とその真ん中を一箇所ぐらいずつ縫いつければ大丈夫よ」
と、娘にも実際にやらせてみた。

やる気いっぱいだった娘だが、
結局、2つ縫っただけで飽きてしまい、
娘が寝てしまった後、
私が残りを全てやる羽目になってしまった。

ダイヤモンドの後は、
袖口とカラー(襟)を黒いフェルトで飾り付ければ出来上がり。

これにジーンズとレギンスを合わせれば
十分それなりに見えるし、
『偽物であっても武器となるものの持参は禁止』と言われていたから
ハンマーは割愛するつもりでいた。

が、
How to make Harley Quinn’s hammer?
とYouTube で検索してみたのが間違いだった。

ビデオではダンボールで円柱を作り、
赤いウレタンフォームをその表面に貼り、
突っ張り棒のようなものを通して作っていたが、
それを見ているうちに
通販で使われたダンボール、
ウレタンの代わりに誰も着てない真っ赤なTシャツ、
棒の代わりにもう使わなくなった水泳用の浮きポール(プールスティック)が
利用できそうだとひらめき、
どうせなら、とこちらも作ることにした。

これまで手作り衣装は避けてきたが
やってみるとけっこう楽しい。

こうして、我ながら傑作と思えるコスチュームが出来上がり
意気揚々と披露すると娘も大喜び。

「これ、ハロウィーンが終わっても
ずっと大事にとっておいてね」とまで言ってくれた。

ハロウィーン当日、学校では保護者を招いて
全生徒がコスチュームに着替えて練り歩くという
パレードが運動場で行われる。

今年は男女ともゾンビ系のキャラクターがトレンドのようだったが、
やはり男子の間ではスーパーヒーロー、
女子の間では魔女がいつも人気だ。

Harley Quinn は娘を含めて2人しか見かけなかった。
しかもその女の子のコスチュームは既製品だった。
同じコスチュームを着ている人がいるとがっかりするのが常なのだが
今年はその点からしても上出来だ。

学校には持ち込めなかったハンマーも、
夜の”trick or treating” では
娘が大事に持ち歩いてくれた。

『手作りのコスチューム』だと言うと
「そうは見えない。器用なのね」と言われるのも
思いの外、気持ちいい。

毎年、手作りのコスチュームはもとより、
家の内外に大掛かりな飾り付けや仕掛けをする
人々の気持ちが少し理解できたような気がした。

ハロウィーンは大人にとっても一大事なのである。