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Tikki Tikki Tembo(英語版じゅげむ)の寸劇発表会

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『Tikki Tikki Tembo の劇の発表会を行います。
保護者もぜひ鑑賞にいらしてください』
というレターを数週間前に娘が持って帰った。

どうも、クラスで何らかの劇を練習しているらしい。

娘に劇の内容や娘のやる役のことを聞いてみたが、
「Tikki Tikki Tembo っていう男の子の話で、
私はナレーター13をやる」
ということぐらいしか聞けなかった。

ストーリーは当日のお楽しみだから、と言うし、
ナレーターの役も、13と番号が付いているからには
数なくとも13人がナレーターを代わり番こにやるのだろうが
詳細はわからない。

ナレーターの衣装は赤いTシャツと黒いパンツ。
自前で用意するように、これも数日前に連絡が来た。

火曜日の朝、学校へ行く車の中で何やらモソモソ言ってはいたが
家で練習をしたわけでもなかったので
まあ、大した発表会ではないのだろうと思いながらも
その午後、発表会の場である学校の講堂へ向かった。

学校には体育館がないので
イベントにはこの講堂がよく使われるのだが、
それも全校生徒を収容できるような代物ではなく
イベントはいつもクラスごと、学年ごと、などに分けて行われるのが常だ。

この日も、発表をするのは娘のクラスだけ。
観客は低学年の2クラスぐらいだったのだろうか、
40-50人の小さな子どもたちが
15cmほど高くなっているステージの真ん前に座っていた。

その後ろに保護者用の折りたたみ椅子が20個ほど置いてある。

平日の午後だから、仕事をしている保護者は来れない人も多いのだが
それでも仕事を半日休んで来ている親や
祖父母を連れてきている人もいて、
24人のクラスにしてはたくさんの家族が見にきていたようだった。

劇が始まった。

主役のTikki Tikki Tembo とその弟、母親を含めた6人以外は
みんなナレーター&掛け声役で、
役を持つ6人も、ほとんどがナレーターが読み上げるセリフを
そのまま繰り返すといったものだった。

そこではじめて理解したストーリーはこんなものだ。

『昔、中国にTikki Tikki Tembo-no Sa Rembo-chari Bari Ruchi-pip Peri Pembo
という長い名前の男の子がいた。
ある日、その子が、弟と遊んでいて井戸に落ちてしまったが
名前が長すぎて弟がそのことを母親に迅速に伝えることができず
Tikki Tikki Tembo は大変な目にあった。
それからというもの、中国では名前を短くするというのが習わしになった』。

なんだ、これ、日本の『じゅげむ』の中国版の英語版じゃん。

家に帰ってその話をしたら、娘もダンナも
じゅげむ(寿限無、寿限無 五劫の擦り切れ
海砂利水魚の水行末 雲来末 風来末
食う寝る処に住む処
藪ら柑子の藪柑子
パイポパイポ パイポのシューリンガン
シューリンガンのグーリンダイ
グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助)
のTikki Tikki Tembo どころではない名前の長さに驚いていた。

それにしても、アメリカの学校の発表会というのは
いつもとてもカジュアル。

日本の学習発表会や合唱祭、ひいては運動会などのように
数ヶ月間、放課後まで使って猛練習し、
ほとんど完璧を極めてから披露するという
学校のアクティビティは皆無だ。

娘が課外活動として参加したミュージカル
『Beauty and the Beast』はそれに近い気合の入れようだったが、
それもあくまでも課外活動。
希望者がレッスン料を払って参加するものだから、
学校で行うイベントとは異なる。

だから、学校からの案内もカジュアルだし、
クラス全員の保護者が発表を見に来るという盛り上がりもまずない。
申し訳ないが、(日本のそれに比べると)成果物もそれなりだ。

セリフを間違う子もいるし、
音響も、タイミングやボリュームがうまく調節できないことがしょっちゅう。

私からしてみればかなり物足りないのだが、
『音楽や芸術、演劇などはそもそも情操教育なのだから
完璧にやることが目的ではなく
子どもたちがそれに触れて楽しめる機会があればそれでよい』
というスタンスなのだろう。

そこまで気合を入れてイベントの指導をできる環境がない、というのもある。
安全のため、放課後は即下校しなくてはならないし、
教師の仕事内容や時間も厳密に決められているからだ。

どちらがよい、ということではないのだが、
運動会や学習発表会を見に行くたびに
自分が小中学生だった頃の昔をちょっと懐かしく思い出すのである。

学年末のイベントその4:プロモーションセレモニー

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学年末の最終日の1日前、
進学のお祝いの会(プロモーションセレモニー)が
クラスで開かれました。

学校全体での終業式というものはなく、
あくまでもクラス単位で
会の内容も担任の教師に一任されているみたい。

TKクラスでも、朝の登校時に
保護者が残って見学できるよう、
8時半から30分ほどのセレモニーが行われました。

先生も子どもたちもみんな少しおしゃれしてきています。

担任のあいさつのあと、
歌の披露と子どもたちの夢の発表がありました。

歌は、一年間テーマとして学んできた
地球についてのうた(The earth song)。

生き物や自分たちの周りにあるものをとおして
自分と宇宙との関係、命の大切さを
学んできたようです。

そのあとは、一人一人が自分の名前と
将来の夢を発表する時間。

「海賊船の船長になりたい」
とか
「先生になりたい」
とか子どもらしいものも多かったのですが、
「科学者(scientist)になりたい」
という子どもも数人いてびっくり。

うちの娘は、腕組みをしたまま
名前も夢もしゃべらずじまい。
まったく内弁慶とはこのこと!

あとから先生が
「練習のときはすごく上手に言えたのに。。。
獣医さんとママになりたいんだと言うはずだったんです」
と教えてくれました。

そのあと、
ママたちが事前に作っておいたキャンディレイ
(チョコレートやおもちゃなどを
ラッピングしてつなげた首飾り)を
もらってセレモニーはあっけなく終了。

子どもの成長に感慨深げな保護者たち(?)を
尻目に、子どもたちはさっそく
運動場へ遊びに行ってしまいました。

あとで聞くと、
おやつの時間にピザとジュースが出たり
毎日ある体育の授業がなかったりしたようですが、
それ以外は普通の一日を過ごしたようです。

TK(transitional kindergarten)という
特別な制度のもと、
10月・11月生まれの子どもたちだけで
編成されたひとクラスだけの学年。

9月からは、現在のプリスクーラー(幼稚園生)
も加わってKindergarten に進級です。

Kindergarten の準備クラスと言われるTKですが、
熱心な担任の先生に恵まれたこともあり
みんな本当に成長したね。

音楽のクラスをボランティアで教えながらも
感じていたこと。

当初はよく大声で叫んだり泣いたりしていた子も
穏やかになりました。

みんな人の話を静かに聞けるようになりました。

人の前できちんと話ができるようになりました。
(まあ、観衆がいると難しいけどね)

どうやら安心してKindergarten に送り出せそうです。