水曜日は、いつものように
娘を送ったあとそのまま残って
音楽やコンピュータクラスのヘルプ。
いつも、「みんなそろってるかな?」と
子どもたちの人数を数えるのがクセになっているのですが
ここのところいつも17人。
ここ数週間、xxちゃんの姿が見えません。
「xxちゃん、またいないんですね」
と、担任に問いかけると
「ああ、引っ越しちゃったみたいなの」
「サンクスギビングのイベントのとき
お父さんとちょっと話しましたけど、
そういえば、お姉ちゃんたちが違う小学校なので
送り迎えが大変とか言ってたなあ。。。」
「え?xxちゃんは姉妹はいないんだけど」
「あ、じゃあ、従姉とかそんなだったかな?」
「そうね、あの家庭は、お母さんのお姉さんの家族と
一緒に住んでたから、従姉のことだったんでしょう」
そして、最後に先生がぽつり。。。
「引っ越すって連絡も事前になかったの。
ちゃんと学校に行ってるといいんだけど」
なんだか、家庭の事情を
ちょっとのぞき見してしまったみたいな複雑な気持ち。。。
xxちゃんは、学区外から割り振られてきた
ヒスパニック系の家庭の女の子。
人種のミックスの不均衡を減らすために、
白人の多い学区にはあえてそれ以外の人種の
子どもたちを割り当てるなど
行政も手を尽くしているのでしょうが、
クラスに溶け込めなかったり
ドロップアウトしてしまったり
うまくいかないケースも少なくないようです。
xxちゃんの転校の理由は分かりませんが
先生が言った言葉が妙に頭に残っています。
娘はといえば、
「xxちゃんは、明日遊ぼうね、と言って
一回も約束を守ってくれたことがないから
いなくなってもいいの」
と、強がっています。
突然、いなくなってしまった友達のことを
自分なりに消化しようとしているのかも知れません。