Samuel Taylor State Park でのキャンプ2日目。
朝、8ー10時(!)ぐらいの間に
それぞれ自由に起きてきて
それぞれのペースで朝食を楽しんだ後、
ピクニック&ハイキングに出かけた。
Point Reyes Station という
最寄りの街までは車で約15分。
そこにあるCowgirl Creamery に行きたい、という
友人の希望で、その店に立ち寄った。
Cowgirl Creamery は、近隣ファームのミルクのみで
チーズを作っているローカルチーズ専門店で、
そのチーズはカリフォルニアを中心に
全米のナチュラルフード店や
レストランなどで取り扱われている。
昔ながらの倉庫や納屋を改造したような建物の中は
チーズファンや家族連れで混雑していて
バケーション気分を高めてくれる。
私たち家族はこの日のランチ担当だったので
店内見学もそこそこに、
店の外のピクニックスペースに
総勢12人が座れるようテーブルを確保。
さっそく家から持参したサンドイッチの材料や
フルーツなどを広げた。
サンドイッチと言っても、
アウトドアでは薄切りしたパンにサラミやハム、
チーズやアルグラ(ルッコラ)などの
お好みの具を好きなだけ挟んで食べる
セルフサービスが定番だ。
そんなカジュアルなランチでも
太陽が燦々と降りそそぐ
ファームの中庭のようなセッティングの中で食べると
何となく特別に美味しく感じる。
お目当のチーズの買い物と
ピックニックをさっさと済ませると、
いざ、ポイント・レイズ・ハイキングに出発。
昨日行った灯台は、
太平洋に突き出たポイント・レイズ半島の最東端の岬にあるが、
今日は北端の子どもにもやさしい平坦なコースだという。
しかし、、、。
ここで去年に続き、また待ち合わせでトラブルが発生した。
Pierce Point というトレイル(コース)に行きたかったのだが、
私たちは勘違いして途中にあったPierce Point Road という道に
入ってしまった。
しばらく待っても誰も来ないし、
お決まりのように携帯も通じない。
旦那があたりを走り回ってようやく電波の入るところを発見、
そこから15分ほどの待ち合わせ場所に
ようやくたどり着くことができた。
そこではCちゃんのパパが一人で私たちを待っていてくれたが
Cちゃんの家の車に同乗させてもらっていた娘を含めた
他のメンバーは先にハイキングに出発したとのことだった。
「一本道だから、急いで歩けば途中で追いつけるでしょ」
と、私たち夫婦は彼と一緒に3人で歩き始めた。
その差が随分と大きかったのか、
海の見える折り返し地点に着く前に
こちらに向かって歩いてくる子どもたちの集団が見えてきた。
私たちは海も見ずに途中で引き返すことになり、
もう少し先に行くと見られたというエルクなどの動物も
見ることができなかったが、
子どもたちのペースに合わせる必要もなく
大人だけの会話ができ
Cちゃんのパパとも仲良くなれたのはケガの巧妙だった。
キャンプ場への帰り道、
友人家族はTamales Bay Oyster Company に寄って
オイスターを買ってきた。
ポイント・レイズ半島と本土に挟まれた
細長い湾のTamales Bay は
牡蠣の養殖で有名だ。
生でもフライでも何でもいける牡蠣好きの私だが、
彼らが50個入りの殻付きオイスターを
2袋も持って帰ってきた時にはちょっと驚いた。
Cちゃんのママは慣れた手つきで殻をこじ開け始めたが、
私はコツを掴むまでにかなり時間がかかった。
結局、4人がかりで1時間以上かかって全部をこじ開けたが、
開けながらつまんだレモン汁だけの生牡蠣の美味しかったこと!
海岸とセコイヤの林が両方満喫できるというロケーション、
自転車のトレイルも完備し
数々のハイキングコースに隣接している
というだけでもかなり魅力的だが、
生牡蠣も手軽に楽しめるとなると
このキャンプ場は(まだ三箇所しか経験していないが)
確実に私のお気に入りナンバーワンだ。
来年の夏には絶対に戻って来るぞ!
Cちゃんのママ、誘ってくれてありがとう。