3月14日(土)
娘が通い、私も教員として教えている日本語学校も
この日から急遽、休校が決まった。
基本的には近隣の学区の決定にならう格好だ。
翌週からオンラインでの授業に切り替えるよう講師への依頼も来た。
同時に、娘の水泳チームからも4月3日まで練習の中止の連絡が入った。
連絡がないのは器械体操。
本来、今日は練習の日だが、この状況下、
連れて行くというのはあり得ないだろう。
とりあえず、休ませることにした。
その夕方、学区の教育委員会からメールが届く。
自宅でのオンライン環境に関する至急のアンケートだ。
インターネット・アクセスがあるか、
アクセスに使うデバイスの種類などについての簡単な質問だ。
生徒全員が授業を受けられる環境を作る必要があるからだろう。
というより、オンライン授業を前提に、
ネット環境のない家庭の生徒への対応を考えるためのものだろう。
とはいえ、コンピューターがなくてもスマホを持っていない家庭は
ほぼ皆無だろうから、オンラインでの実施はほぼ確実か。
3月16日(月)
サンフランシスコ・エリア一帯に
“Shelter in Place”(屋内退避=外出禁止令)が発令された。
その日の深夜から4月7日まで、『生活に欠かせないサービス』以外は
すべてクローズするように、また、『不要不急のケース』以外は
外出そのものを禁止とするというかなり厳格なものだ。
『生活に欠かせないサービス』や『不要不急のケース』についても
解釈にばらつきがないよう具体例まで明示されている。
『生活に欠かせないサービス』:
食料品店、病院、薬局、銀行、電気などのインフラサービス、
レストラン(テイクアウトのみ)、行政機関、など
『不要不急のケース』:
食料品の買い出し、通院(緊急のもののみ)、など
よく見ると、これに違反した者は罰金または禁錮などの
罰則を科すとある。
長〜い春休みと思って、娘を友達と遊ばせる予定をいくつか入れていたが
どう考えてもプレイデートは不要不急のケースには当たりそうもない。。。
即刻、ママ友に連絡を入れ、プレイデートは無期延期に。
いつもは渋滞のひどい近隣の高速道路がガラガラなのを見ると、
これを期にほとんどのビジネスも
一斉にリモートワークにスイッチしたようだ。
戦争でもテロでもないのに、たった4日間で
外出もままならない状態に陥るなんてまだ少し現実感がない。
でも、しばらくの間、子どもだけならまだしもダンナも(私も)一緒に一家で軟禁状態、
長い”Shelter in Place”となりそうなのは確かなようだ。
この日、器械体操からも、4月7日までクローズとのメールが届く。