月別アーカイブ: 3月 2014

補欠リスト、3つ繰り上がり!

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市内の公立小学校は
今週末まで新入生、転入生の
登録(registration)を行っています。

娘の通うTKのある小学校でも
在校生に対して
『来期の進学についてのヒアリング調査』
なるものが配られました。

・来期以降も継続してこの学校に通う
・来期以降、市内の他の学校に転校する予定
・来期以降、市外に転校する予定

うちは、
『市内の他の学校に行くことになっているが、
補欠が繰り上がればこの学校に継続して通いたい』
になるため、最初の2つにマルをつけ、
補足説明を入れました。

担任に提出すると、なんと彼女からこんな言葉が。

「補欠リスト、3人ほど繰り上がったみたいですよ。
そのうちの2人は当校の教師で、
うちも無事、入れました」。

そっか、教員は、あくまでも補欠だけど
リストの上の方にいるのね。

あと5人。

この人数が多いのか少ないのかは
見当もつきませんが、
今週末の登録が締切られたあと
スルスルっと繰り上がってくれることを待つのみです。。。。

来期から新しい日本語教室へ

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これまで娘を2年間通わせてきた
土曜日の日本語教室。
来期は継続しないことになりました。

娘と同い年の子どもたちは
サンフランシスコ日本語補習校
(参照:SF日本語補習校幼稚部の説明会)の
幼稚部に入学できる年齢になり、
定員6人のクラスから数名がそちらに移っていきます。

うちは、場所が遠いことや
時間のコミットメントが大きすぎることから
来期は見送ることにしたのですが、
やっぱり日本の文科省の指導要領に則って
日本語を教えてくれる補習校は大人気。

駐在家庭の子どもたちだけでなく
永住家庭の子どもたちも
たくさん通っています。

そんなわけで、来期はこの年齢の子どもたちのクラスを
土曜日に行うことができなくなったのだそうです。

私たちの住むエリアには
ほかにもいくつか日本語教室がありますが
実は、ちょっと前から気になっていた教室があります。

5歳児から高校生まで生徒約150人をかかえる
かなり規模の大きな学校で、
日本語の読み書きの練習だけでなく
お茶やお花、書道などの日本文化を学べる機会や
全校生徒が一同に会する運動会などの
イベントがたくさん。

2年間かけてじっくりひらがなを教わってきた成果が
ここ数ヶ月で急に表れ始めたこともあり、
読み書き以外にも
日本の文化や行事にまつわる活動の充実した
こちらの教室に移ってもよいかな、と
思っていたところだったのです。

仏教会の施設を借りて運営されているというこの学校は、
実は戦前から続く歴史ある日本語教室。
「寺子屋」とでも呼ぶのがふさわしそうな(!)
雰囲気の中、
一クラス十人以上の子どもたちが
にぎやかに授業を受けています。

これまでのように手取り足取り、という
わけには行かないのでしょうが、
日本の学校のような雰囲気の中、
楽しく学んでいける場にはなりそうです。

しかも、うちから車で5分という好立地!

そんなわけで、来期からは
そちらの日本語教室に移ることにし、
さっそく手続きを済ませました。

4歳になるちょっと前から2年間、
辛抱強く「あいうえお」を教えてくださった先生には
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

宿題をやりながらも
まったく学んでいる気配のなかった娘が、
ここにきて別人のように
ひらがなを読みあげ始めたのにはびっくり。

つっかえながらも、ひらがなの本を
読んでくれるようになりました。

「英語もまだ読めないのに、
なんで日本語が先に読めるんだ?」
と、ダンナは少し悔しそう。

心配していた日本語ですが、
何とかなりそう。。。?

アメリカで娘を育てる理由

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昨日、日本から遊びにきている友人と会いました。

東京で仕事をしていたときの同期で
中学校を卒業したばかりの息子さんと
今度、4年生になる娘さんを連れて
短期ホームステイに来ているのです。

日本の暗記中心のつめこみ教育に
常日頃から不満を口にしている彼女が、
突然、こんなことを言い出しました。

「娘を中学受験させようかと思っているの」

彼女たちの住む東京近郊のエリアの
公立学校の体たらくに
私立中学を考え始めたのだとか。

「それって塾に通うってことだよね?」
「そうなんだよね、それが気乗りしなくて」
「もう来年から週末も夏休みも遊べないじゃない」

「毎年、夏休みはハワイに行くことにしているんだけど、
来年、講習を休めるか塾に聞いてみたら
けっこう鼻で笑われたの。
”もちろん、ご家庭の希望であれば仕方ないですが
夏期講習をミスるなんて受講生はまずいませんよ。
去年、一人、二泊三日で旅行に行かれたお子さんがいましたが
そりゃあ、後から追いつくのが大変で” だって」

この会話、つい最近、うちの妹ともした。

親の70歳の誕生日を祝うために
三世代で夏休みのハワイ旅行を計画していたのですが
妹家族がやっぱり行けないと言う・・・。

「え?一週間ぐらい、いいじゃん。
たかが塾でしょ?」
「とは言ってもねえ、あとから後悔したくないしね。
しかも、本人たちが休みたくないって」

ハワイ旅行と夏期講習を天秤にかけて
夏期講習をとる子どもがいるのかと
信じがたい思いだったのですが、
友人にはじゅうぶん理解できると言う。

「なんだか脅されているみたいな
気持ちになるの。
子どもの将来とひとときの快楽と
どちらが大事ですか、みたいな、ね。
子どもの受験は親の受験なのよ」

っていうか、
『ひとときの快楽(夏休みの家族旅行)=人生の失敗(中学受験の失敗)』
っていう公式が盲目的に信じられていることが怖い。

ふと、私がアメリカにいる理由が
頭をよぎりました。

『娘はアメリカで育てたい』。

子どもの進路や将来の幸せについての定義が
あまりにも画一的で、
それに向かってみんがが猛進してる日本。。。
それに抗う人にはとても生きにくい社会。

ちょっと大げさだけど、
アメリカで生活を始めてから
そう思うようになりました。

日本にいるときは、
その画一的な『幸せや成功』の定義を信じて
敷かれたレールの上を歩いてきたし、
それ以外のオプションなんてそもそも考えもしなかったけど、
アメリカに来てそれは変わりました。

万人に通用する『幸せや成功』なんてものはないんだな、と。

『自分で幸せになれる力をつけてあげることが
親の役目』という考え方が浸透しているアメリカでは、
選択肢もたくさんあるし、決まった進路なんてない。

敷かれたレールがないって
実は意外と大変だけど
(まさに実感中!)、
娘にはそんな中でハッピーになる力を養ってほしい。

あらためてそんなことを考えた
友人との再会でした。

働く日本人ママの飲み会

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私がメンバーとなっている
『ベイエリアで働く日本人ママの会』の
ディナー(飲み会!)がありました。

ベイエリアといえば
サンフランシスコからサンノゼ(約80km)一帯の
エリアを指し、なかなかメンバー全員が
一堂に会する機会はないのですが、
今日の集まりは
『ベイエリアの真ん中辺り』の支部のもので、
私の住むエリアで行われました。

この辺りでは人気の焼き鳥屋に
約20名ぐらいが集まったでしょうか?

子ども(たち)はダンナにまかせて
ママだけの自由な時間です。

話題の中心はやっぱり仕事と子育て。

家を引っ越してまで
希望の学校に子どもを入れたのに
不当な扱いを受けて怒り心頭のお母さん、

カリフォルニアに住んで8年にもなるのに
運転ができず
ダンナにあきれられているお母さん、

日系の会社にローカル(日本からの駐在ではなく)扱いで
入社したものの
駐在社員との待遇の差に
労働意欲をなくしそうになっているお母さん、

日本語での会話を
子どもに拒否されて困っているお母さん、

みんないろいろありながらも
たくましく生きているんだなあ、と
自分も元気づけられた気がします。

身近に自分の親や兄弟がいるわけでもなく
生まれ育った日本を離れることを心に決めて
アメリカでがんばっているみんな。

初めての出産や子育て、
自分も経験したことのない
アメリカの幼稚園や小学校の教育、
当たり前のように覚えた日本語を
我が子に学ばせる苦労、、、。

そんな話を聞いてもらったり
相談できたりする仲間がいるって心強い。

私も、また明日から
少しリフレッシュして
がんばれそうな気がします。

Year Book(文集)は学年ごとではなく学校全体で作成

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日本では、卒業時になると
『卒業文集』なるものを作っていますよね。

こちらでは少し違うようです。

Year Book というものが毎年発行されているようですが、
それはどうやら
学校全体としてその年次の思い出をつづるもので、
文集というよりは
全学年のクラスやイベントの写真掲載がメイン。
作成も生徒ではなく父兄(PTA)中心。

今週末までに
父兄が撮影した学校のイベントや
クラスメートのスナップ写真などを
オンラインで提出するように
PTAから依頼がありました。

しかも全員配布ではなく希望者のみが購入。
$25なり。

うちの子の写真は載っているかしら?
やっぱり毎年、買うのよね?