水曜日の夜は、Book Fair を盛り上げる
もう一つのイベントとしてLatino Food Fiesta が行われました。
この学校に通うヒスパニック系の子どもたちの家庭が
郷土料理を持ち寄ってバザーをするというもの
(もちろん、収益はすべて学校への寄付)。
学区外からスクールバスで通学するのが通例の
ヒスパニックの子どもたちの家庭の父兄は、
普段、ボランティアでクラスに顔を出すことなども
あまりないのが実情。
その彼らが主役のイベントというからには
行ってみなくちゃ、
と月曜に続き、After School Program のあと
娘と一緒に学校に立ち寄りました。
車を下りるや否や、同じく車から下りてきた
ヒスパニック系のクラスメートDちゃんを見つけ、
娘は大興奮。
二人で校舎の中へ駆け出して行ってしまいました。
初めて会ったDちゃんの母親は
バザーに料理を出すらしく、
大きな荷物を車から下ろしています。
「初めまして。xxの母親です」
とお互いあいさつをして
会場の空き教室に向かうと、
雨模様にも関わらずかなりの盛況ぶり。
10枚綴り$10のチケットを買って中に入ると、
メキシコはもちろん、コロンビア、グアテマラなど
南アメリカ各国の手作り家庭料理がずらり。
どれも1ー2ドルで売られています。
赤ちゃんをおんぶしたままのお母さん、
親を手伝う大きな子どもたち、
大声で「xxはいかが!」と声をかけるおばあちゃんなど
家族の絆が強いと言われるヒスパニック系の
家庭の縮図のような光景。
アットホームだけど
何だか必要以上に人が多い気が。。。
エンパナダ、トルティーヤ、フラン、ライスプディングなど
おなじみの料理ばかりでしたが、
手作りはやっぱりおいしい!
両親が英語を話せない家庭も多く、
ボランティアやPTAなどに積極的に関わっている
ほかの家庭に比べると
存在感の薄い感のあるヒスパニック系家庭。
今日のイベントは、
資金調達だけでなく
彼らのコミュニティや子どもたちへの思いが
同じだということを示したという面での
意味も大きいような気がします。
校長先生もちゃんと参加、
みんなに混じってご飯を買っていたのにも
好感が持てる。
やっぱりこの学校に娘を残したいな、と
改めて思いました。