水曜日、いつものように
朝イチの音楽のクラスを教え終わると、
そのあとの図書館クラスの予定が変更になり
観劇をするという。
TKクラスと一緒に講堂に向かうと、
そこにはKindergarten、1年生ぐらいの子供たちが集まり、
これから行われる2年生の劇の上演を待っています。
演目は『The Little Red Hen』。
このお話は、アメリカの幼児にはおなじみの童話で
うちにも絵本があります。
にわとりが小麦の種まきをし、
水をやり
刈り取って
粉をひいてもらい
生地を練って
パンを焼く、、、、。
それぞれの過程で
犬、猫、豚、あひるに
手伝いを頼むのですが、
みんな知らん顔。
みんな、パンが焼きあがったときだけ
「食べるのはお手伝いするよ!」と言うのですが、
にわとりは
「これまで何も手伝ってくれなかったのだから
パンを食べるのも自分ひとりでけっこう」
と、一人で食べてしまうというストーリー。
この話を読むたびに、私は
イソップの『ありとキリギリス』を思い出します。
働き者は報われる、
怠け者が得をすることはない、
という教えは同じですが、
アメリカの子どもたちには
『The Little Red Hen』のお話のほうが
圧倒的にポピュラー。
マイクの調子が悪く、
後ろのほうに座って見ていた私には
ほとんど台詞が聞こえませんでしたが、
娘のTKクラスは一番前に座らせてもらい
ストーリー自体にも馴染みがあったためか、
じゅうぶん楽しめたようです。
ちなみに、TKクラスの学年末のイベントはというと。。。
最終日の前日に
進級(promotion)のお祝いセレモニーをやるとかで
保護者宛に招待状が配られました。
学年末まであと2週間ちょっと。
セレモニーではどんな成長を見せてくれるのか
楽しみです。