2月の頭に
『今月は、数字の勉強を兼ねて
緊急連絡先として保護者の携帯の電話番号を
お子さんに覚えてもらいます。
このシートに大きく番号を書いてお帰りください』
と、A4のシートが一人一枚ずつ
用意してあったことがありました。
その後、なにも報告がないので
娘に聞いてみました。
「ママの電話番号、
先生に覚えなさいって言われなかった?」
「XXX-XXX-XXXX」
(聞き間違いか?私の番号がすらすら出てきた。)
「え?それママの番号じゃない?もう一回言ってみて」
「XXX-XXX-XXXX」
(間違いない!ちゃんと覚えてる。何で教えてくれないの。。。?)
「すごいじゃない!どうやって覚えたの?クラスの皆で言い合いこしたの?」
「。。。。」
結局、どんなやり方で覚えたのかは知る由もありませんが、
私の番号をちゃんと暗記していたことは確かでした。
去年、幼稚園選びの過程でクラス見学をした際、
子供たちが一人ずつ自分の番号を前に立って暗唱している場面に出くわし、
『4歳で10桁の番号が覚えられるんだなあ』と感心し
皆の前で暗唱させるのも面白いやり方だな、と思ったことを覚えています。
なので、きっと娘もこのようにして覚えたのでしょう。
数字については今のところ読むだけで
書く練習をしているのは見たことがありませんが、
アルファベットについては1年かけてじっくりと勉強しているようです。
アルファベットを読むときに採り入れられているのは
Phonics (フォニックス)という方式。
ABC(エー、ビー、シー)と読むのでなく、
Cなら『ク』、Fなら『フ』、Gなら『グ』(カタカナでは厳密に表せないのですが)、
のように、実際に単語の一部として使われる際に発音することの多い音のパターンで読みます。
これにより、単語の発音やその綴りをより楽に正確に覚えられるようなるのだそうです。
アメリカではフォニックスはとてもポピュラーで、
多くの幼稚園や小学校がこのやり方を採り入れています。
毎週、1つずつアルファベットを習うのですが、
音(Phonics)と共にその大文字と小文字を書く練習をしたり、
その文字で始まるもの(これを毎週、家から探して持ってくるよう言われています)を
実際に目で確かめるなど、かなり念入りに教わるもよう。
昨年末ぐらいから、復習も兼ねて
アルファベット文字をお豆でトレースするというアートもはじまりました(写真)。
並行して、自分の名前を書けるように
線が引かれお手本があらかじめ印刷されているプリントで
毎週書き方の練習をしてきます。
最近は、朝、教室に着いたら保護者のサインと共に
自分の署名もする欄ができました。
おかげで、名前だけは何とか書けるようになりました。
楽しく学べるように工夫もされていますが
なにしろ根気強く繰り返し教えることが大事なんですよね。
親の代わりに『根気強く』教えてくれている先生たちに改めて感謝です。。。