先日、初のパパと娘の二人旅行を体験したばかりの娘だが、
先週の金曜日、初のコンサートも体験することになった。
二年ぐらい前、YouTube できゃりーぱみゅぱみゅを知ってから
そのファッションの虜になったらしく、
うちでもよく彼女の曲をかけては
いっしょに歌ったり衣装や舞台セッティングの再現をしたりしていた。
彼女が海外ツアーをしていることは知っていたが、
ちょうどこの夏のデビュー5周年の海外ツアーに
サンフランシスコ公演も含まれていることが分かり
ダンナが二人分のチケットを購入したのだ
(私は辞退させていただいた)。
2〜3年前まではユニオンスクエアの広場で
無料で行われていたぐらいだったらしいが、
今年はJ-POP SUMMIT という日本のポップカルチャーを紹介する
3日間のイベントの目玉と位置付けられていて
ライブチケットは一人$40。
本人と対面できるという特権付きの
プレミアムチケットはなんと$150だったが
こちらは売り切れだというから
サンフランシスコにもコアなファンがいるらしい。
そのコアなファンとはどんな人たちなのだろう?
コンサート入場前にテキストで送られてきたダンナからのレポートには
こんなふうに書かれていた。
『うちみたいな日本人ハーフの子どもがいっぱいいると思ったら
そうでもない。
コアはハイティーンから20代ぐらいのアメリカ人の若者。
アジア系が半分以上かな。
男女比率は半々ぐらい?
カリフォルニアの地方都市から車でわざわざ来てるもよう。
体重重め、ちょっと”オルタナティブ”目指してる系
(メインストリームからちょっとはずれた感じ)で
イメージとしては漫画オタクと重なってるかも』だって。
そう、漫画のことは英語で”comic book” というが
日本の漫画はなぜか”manga” として個別のジャンルになっていて
そのファンたちはアメリカでもオタク扱いされているのだ。
それときゃりーぱみゅぱみゅのファン層が似てるって?
なんとなく納得かも。。。
コンサートは、それほど広くない会場だったこともあり
きゃりーぱみゅぱみゅが近くで見れて
大満足で帰ってきた二人。
グッズ売り場では商品名と値段が付箋に手書きされていたり、
入場の際に手渡されたきゃりーぱみゅぱみゅの写真入りクリアフォルダーの中に
なぜか日本のイオンの英語広告が入っていたり、
アメリカでビジネスをする日系企業にありがちな『?』なこともあったようだが、
来週からの日本への帰国に向けて
娘の期待はバッチリ高まったようだ。