アメリカのクリスマスは
とにかく事前のプレゼントの準備が大変。
まず、両親や親戚(遠く離れて住んでいる場合でも)
へのプレゼント。
甥や姪の場合は、本人たちの希望を
親にこっそり聞いて
サンタや親が贈るモノ以外を
見繕って贈る。
そして自分の子ども。
サンタからと親からのプレゼントに加え、
靴下やパジャマ、文房具などの小物をいくつか用意するのが通例。
その小物はストッキングスタッファー
(Stocking stuffer=靴下の中に詰めるもの)といって
吊るしてある靴下の中にまとめて入れておく。
そう、メインのプレゼントはここには入れないのだ。
メインのプレゼントはクリスマスツリーの下。
ここに親戚中からのプレゼントも
まとめて置くのだ。
最近は、オンラインショッピングができるので
ずいぶんと楽になったが、
それでもおじいちゃん、おばあちゃん、
オンラインでは買えないものを郵便で送る人たちで
12月の郵便局はいつもすごい混雑だ。
オンラインショッピングは
送る時は楽だが、
娘宛にいただいたものなどは
私がラッピングを代行しなくてはならない。
1つや2つならともかく、
あちこちから送られてきたプレゼントを
10個とは言わず包装することになるので、
包装紙やリボンも準備しておかなくてはならないし、
けっこう時間もかかる。
うちは、サンタからと親(私たち)から、
親戚の人からとのプレゼントは包装紙を分けることにしているので
(ダンナの実家がそうしていたらしい)
さらにややこしい。
12月になるとあちこちで交わされる
「もうクリスマスショッピング終わった?」
という会話も、直前になると
「もうラッピング終わった?」
に変わる。
今年は、クリスマスイブに
仲良しの家族とホームパーティをすることになり、
子どもだけでなく親同士にもプレゼントを用意することになったので
3人分のプラスだ。
ああ、忙しい。。。
お歳暮と誕生日のプレゼントを
何人もに同時に用意するような感覚と言えば
近いかもしれない。
今年も、イブの真夜中にやっとラッピングを終わらせ、
プレゼントをツリーの下に並べて準備完了。
サンタさんに
お礼のクッキーとミルクを出しておくのが
アメリカの習わしなのだが、
まだ一度もそこまで手が回ったことがない。
あーあ、今年も忘れちゃった。
ごめんね、サンタさん!