月別アーカイブ: 8月 2017

祝!ユニバーサルスタジオ・ジャパン初体験

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6月30日、山梨旅行から戻った翌日、
7時の始発新幹線に乗り、
娘と私は大阪に向かった。

雨模様の金曜日で、経験者の友人からは
「行くのをやめる人もいるから
絶好のユニバーサルスタジオ日和だよ」
と言われたが、雨の中、アトラクションごとに
1時間以上も並ぶことになるのかと思うと
やっぱりちょっと気が重かった。

10時半ごろ、ユニバーサルスタジオ駅に到着。
ユニバーサルスタジオのショッピングアーケードに
直結していてとても便利だ。

お店には目もくれず入園、
中に入ったら一目散に
ハリポッターエリアに入場するための整理券を
ゲットしに向かった。
これも友人からのアドバイスだ。

整理券の発券場所を尋ねると
「今日は自由入場なので整理券はいりません」と言う。

さすが雨の平日。いいこともありそうだ。
確かに、それなりに人はいるが
混雑で歩くのもままならない、というほどではない。

それでも一番人気の Harry Potter and the Forbidden Journey は90分待ち。

待っている間に、これも友達に言われたように
持ってきたパンやおにぎりで簡単なランチを済ませてしまった。
レストランに入るのにも長い列ができるらしいが、
正味半日しかないのに、食事にまで並んでいる余裕はない。

列に並んでいて気づいたのだが、
あちこちから中国語や韓国語が聞こえてくる。

ちょっと見た目にはわからないが、
観光客の多くは近隣アジア諸国からの人々で
日本人比率はかなり低い。

10代後半から20代の若者のグループや
小さい子連れのファミリーなどさまざまだが、
先日の忍者村に続き、
外国人観光客の増加の勢いを実感した。

やっと建物の中に案内されると
まずカメラなどの手荷物をすべてロッカーに入れさせられる。
単に写真撮影のコントロールを厳しくしているだけかと思いきや、、、。

3Dを駆使したこのライドはすごい迫力だった。
ジェットコースターではないが
ライドは上下左右に激しく揺れ、
建物や木に衝突しそうになったり
湖に墜落しそうになったり
怪物たちに襲われそうになったり、
それはもう息つく暇もないほどだ。

私も我を忘れて大声で叫びっぱなしだった。

「すごかったね、ハリーポッターと一緒に
戦ってるみたいだったね」
と私が興奮気味に言うと、娘は
「あんなに怖いなんて知らなかった。
私はずっと目をつぶってた」
と半泣き。

ジェットコースター系と
怖いキャラクターが出てくるものには
もう絶対乗らないと言い張る娘に
「ここまできてそれはないでしょ。。。」
と、かなりがっかりする私。

ミニオン・ハチャメチャライドで少し気を取り直して、
何とかアドベンチャー・オブ・スパーダーマンや
スペース・ファンタジーなどには乗ってくれたが
ジュラシックパークやターミネーターのライドは
あきらめるしかなかった。

子どものために来たとはいえ
やっぱり個人的には後ろ髪を引かれる思いだ。

幸い、昼過ぎには雨も上がったので
ジョーズのボートライドを楽しんだ。

右や左から大口を開けたジョーズが飛び出してきたり
船長が撃った鉄砲玉が石油タンクを撃ち抜いて爆発したり
仕掛けはたくさんあるが、
3Dライドやジェットコースター系の
心拍数が上がりそうな乗り物がほとんどの中、
リラックスして座っていられる数少ないアトラクションだ。

朝の雨が嘘のように空は晴れ上がり、気温も急上昇。
その日から始まったウオーター・サプライズ・パレードでは
キャストやファンがここぞとばかりに水を掛け合い
気持ち良さそうだった。

ハリーポッター以外は、待ち時間が1時間以内のものが多かったので、
夕方までには(娘の基準で)乗れるものにはすべて乗り、
暑さも加わって6時ごろにはもうクタクタ。

7時のバスでユニバーサルスタジオを後にした。

その夜は、同じくアメリカから神戸に一時帰国中の
友達ママの実家に泊めてもらい、
翌日も共に過ごした。

こうして帰国直後の一週間は強行スケジュールだったが
家族や友達と密度の濃い時間を過ごし、
よい思い出がもうたくさんできた。

翌週からは娘の小学校体験入学が始まる。
2年ぶりのプチ留学だが、この勢いで
楽しんでくれることを願うばかりだ。

プールの後は今年も工場見学! 山梨ドライブ家族旅行(2)

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2日目の朝食は
ホテルのレストランでバイキング。
これがすごかった。

レストランに入るとすぐに
目の前で作ってくれる新鮮な野菜ジュースを振る舞われた。
美味しい!
娘もなんどもお代わりをしたぐらいだ。

落ち着いて見渡すと、
洋食と和食に分かれたセクションには
すごい数の惣菜が所狭しと並んでいる。

パンやサラダだけでも10種類ずつ以上、
馴染みの塩じゃけや納豆、ベーコンやオムレツはもちろん、
それ以外にも野菜を中心とした体に良さそうな料理が
きれいに並べられている。

デザートまであるので
朝からフルコースの料理を食べている気分だ。
味も上品でいくらでも食べられそうな気がしたが、
実際は、せいぜい10ー15種類ぐらいでお腹はいっぱい。

全部トライできるまで何泊でもしたいと思うぐらいの
朝食だった。

それからプールが開くまで1時間ほど時間があったので
ホテルの中庭を散歩。

6月いっぱいは花の祭典というイベント中で、
ホテル棟に挟まれた回廊が
色鮮やかな花で埋め尽くされていた。
これは家族写真にもってこいだ。

おじいちゃんと私、娘までもがカメラを取り合い、
代わる代わるお花を背景に写真を撮りまくった。

10時のプール会館時までには
チェックアウトを済ませ、
準備万端でプールに向かった。

波打ち際にビーチパラソルが並んでいるかと思わせる
海をイメージしたおしゃれなプール『イルマーレ』は、
1時間おきに10分間の波が押し寄せる仕組みもあり、
大人も子供も楽しめる。

昨日の温泉の混雑具合から考えると
拍子抜けするぐらい空いていたが、
やっぱり朝からプールで遊ぶのは子ども連れぐらいなのかもしれない。

娘は、中に入って水の上を歩ける
アクアボールをレンタルしたいと言い、
おじいちゃんに水の上を押してもらって
20分間(1000円)の不思議な感覚を楽しんだ。

水に浮かんだボールの中で立ったり歩いたりするのは
意外と難しいらしく、転んでばかり。
楽しい反面、密封されているので
少しすると暑くなるらしく20分で十分だったようだ。

あれだけお腹いっぱいだったのに
プールで遊んだからか、お昼にはお腹が空いていた。

花の回廊に面して並んでいるショップの中にあった
クレープ屋さんで
ランチクレープをいただいた後、
2時から予約している工場見学に向けてホテルをあとにした。

去年、娘が大喜びだったキューピーと森永の工場見学
味をしめて、今年もホテルの近くで何かないかと探したところ、
シャトレーゼの工場を見つけた。

シャトレーゼは、甲府に本社を置くお菓子屋さんで
地元静岡ではあちこちに店舗があり、
うちもよくアイスクリームを買いに行っていた。

その工場が宿泊したリゾナーレ小淵沢から
なんと車で20分ぐらいのところにあったのだ。
しかも、工場見学の後にアイスクリームの食べ放題付き。
というわけで、娘は(私もだが)プールと同じぐらい
この工場見学を楽しみにしていた。

森の中に佇む工場でのガイドツアーは、
実際に見られる工場のラインよりも
お菓子やアイスクリームに使用する牛乳やあずきなどへの
こだわりに関する説明が印象的で、
この立地も、素材を引き立てるための美味しい水を求めてのことという。

私もおばあちゃん(母)も
『安かろう悪かろう』的なイメージを抱いていたのが一転、
『このこだわりであの値段なら文句なし』となった。

そのあとはお待ちかねのアイスクリームの試食。
そんなに食べられるものではないが、
こだわりのジャージー牛乳のバニラアイスや
あずきバーなど、3ー5つは食べただろう。

シャトレーゼのお菓子やアイスは
国内の直営店でしか買えないから
娘への洗脳効果はあまりないが、
大人たちはすっかりシャトレーゼファンになって帰ってきた。

こうして、のんびり近場ドライブ旅行で
存分にファミリータイムを過ごし、
両親にも娘にも(私にとっても)
思い出に残る夏休みのスタートとなった(はず)。

そして、翌日からはいよいよ
娘と二人でユニバーサルスタジオ・ジャパンへ出発だ。

日本帰国の翌日から家族サービスで山梨ドライブ一泊旅行(1)

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6月最後の週から日本へ帰省。
今年はまた娘のプチ留学を再開させることになったので(後述
学校が始まる前に
おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に
家族旅行に行くことにした。

おばあちゃん(私の母親)が
前から「星野リゾートに泊まってみたい」と言っていたのを思い出して
まずはホテル探しから。

星野リゾートといえば
極上のサービスとユニークな施設などで知られる
ちょっとリッチなリゾートホテルだから
子連れの旅行にはちょっともったいないかな、と思っていたところ
リゾナーレ小淵沢のリスティングが目に入った。

お、波の出る温水プールがある!
家族全員が一緒に泊まれるスイートルームもある。
宿泊料金も平日なら朝食付きで一人2万円以下
(さらに子どもは大人の3割引)。

小淵沢なら静岡の実家から車で行けるし、
これはベストオプションに違いないと早速予約。
途中にある観光スポットに立ち寄りながら
のんびり三世代ドライブ旅行をすることにした。

日本に到着した翌日の朝、さっそく実家を主発。

あいにく、どんよりと曇っていて
今にも雨が降り出しそうだったのだが、
山中湖と河口湖のちょうど真ん中ぐらいにある
忍野 しのびの里 忍者村』に着く頃には
霧雨が降り出していた。

近隣の観光地はほとんど行きつくしている私もうちの両親も
忍者村のことは聞いたことがなかった。

途中の道案内の看板などもほとんどなく
少し不安になってきた頃、
墨で黒々と『忍びの里』と書かれたのぼりの立ち並ぶ
武家屋敷風の建物が現れた。

地域おこしか何かの目的で最近建てられたのだろう。
建物は新しく、駐車場には観光バスが何台か停まっている。

ちょうどランチタイムだったので
まずは施設の中のレストランに入ったが、
席に案内され、オーダーを済ます頃には
団体でテーブルがいっぱいになってしまった。

驚いたことに、うち以外はほとんどアジア系の外国人観光客で
中国語や韓国語などが方々から聞こえてくる。
日本を訪れる外国人観光客が増えてきたとは聞いていたが、
こんなところにまで来ているとは!

まあ、外国人は忍者、好きだからなあ(笑)。

うちの娘もその一人に数えられるのだろうが、
やっぱり忍者の貸し衣装や手裏剣投げゲームに
大盛り上がりだった。

本場金沢の忍者寺などに比べたら
仕掛けの数や規模も到底及ばないとは思うが、
一応、からくり屋敷もある。

個人的には、レストランやからくり屋敷などの建物に囲まれた
中庭が一番印象的だった。
桜や紅葉などの木々が立ち並ぶ並木道からは
富士山を望むことができ、
春や秋の天気の良い日に散策に来ても良さそうだ。

忍者村を出る頃には、普段の行いのおかげか、
霧雨も上がり、晴れ間がのぞき始めた。

河口湖でハーブフェスティバルを開催中だというので、
立ち寄ってラベンダーや紫陽花が咲き誇る湖畔を散策。
ホテルにチェックインしたのは
予定から大幅に遅れて6時過ぎになってしまった。

娘が楽しみにしていたプールは7時までの営業だというので
その日の水遊びは断念し、夕食へ。

リゾート感満載のコテージ風の建物に魅せられて
ホテルのすぐ近くにあった北欧料理レストランに入った。
イワシのマリネやホタテのグラタンなどの
シーフード料理がメインのようだったが、
家族全員一致で一番美味しかったのはデザートの盛り合わせだ。
自家製のケーキやシャーベットは
カリフォルニアからのノンストップの旅の疲れを癒してくれるような
やさしい味だった。

夕食の後は、ホテルの温泉へ。

ホテル棟とは離れになっているお風呂の建物は
丸い筒のような形をしたユニークなデザイン。
ホテルの中は人影も少なく静かだったのに
お風呂はかなりの混雑で、洗い場では順番を待たなくてはならないほどだった。

黒いバスローブのようなものを身につけ、
混浴露天風呂に出られるようになっていたのは面白かった
(幸か不幸か露天風呂に男性客は一人もいなかったが)。

いつも家族で行く温泉宿のように
卓球やカラオケなどはないが、
ダブルベッドが2つ、シングルベッドが2と
小さなカウチとテーブルが置かれた部屋は広々としている。
バスルームも
申し訳程度に付いているユニットバスではなく
黒を基調にしたモダンなデザインで
それだけで4畳半ぐらいありそうだった。

こんな梅雨の真っ只中の平日に
あれだけたくさんの宿泊客を集められる秘密が
あちこちにあるなあ、と関心しつつも
そういえば前日に帰国したばかりだったということを思い出し、
その日は少し早めに寝ることにした。

明日はプールで思う存分、遊ぼうね。
続く

ポイント・レイズ国定海岸に近い人気スポットでのキャンプで夏休みが幕開け!(2)

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Samuel Taylor State Park でのキャンプ2日目。

朝、8ー10時(!)ぐらいの間に
それぞれ自由に起きてきて
それぞれのペースで朝食を楽しんだ後、
ピクニック&ハイキングに出かけた。

Point Reyes Station という
最寄りの街までは車で約15分。
そこにあるCowgirl Creamery に行きたい、という
友人の希望で、その店に立ち寄った。

Cowgirl Creamery は、近隣ファームのミルクのみで
チーズを作っているローカルチーズ専門店で、
そのチーズはカリフォルニアを中心に
全米のナチュラルフード店や
レストランなどで取り扱われている。

昔ながらの倉庫や納屋を改造したような建物の中は
チーズファンや家族連れで混雑していて
バケーション気分を高めてくれる。

私たち家族はこの日のランチ担当だったので
店内見学もそこそこに、
店の外のピクニックスペースに
総勢12人が座れるようテーブルを確保。
さっそく家から持参したサンドイッチの材料や
フルーツなどを広げた。

サンドイッチと言っても、
アウトドアでは薄切りしたパンにサラミやハム、
チーズやアルグラ(ルッコラ)などの
お好みの具を好きなだけ挟んで食べる
セルフサービスが定番だ。

そんなカジュアルなランチでも
太陽が燦々と降りそそぐ
ファームの中庭のようなセッティングの中で食べると
何となく特別に美味しく感じる。

お目当のチーズの買い物と
ピックニックをさっさと済ませると、
いざ、ポイント・レイズ・ハイキングに出発。

昨日行った灯台は、
太平洋に突き出たポイント・レイズ半島の最東端の岬にあるが、
今日は北端の子どもにもやさしい平坦なコースだという。

しかし、、、。

ここで去年に続き、また待ち合わせでトラブルが発生した。

Pierce Point というトレイル(コース)に行きたかったのだが、
私たちは勘違いして途中にあったPierce Point Road という道に
入ってしまった。

しばらく待っても誰も来ないし、
お決まりのように携帯も通じない。

旦那があたりを走り回ってようやく電波の入るところを発見、
そこから15分ほどの待ち合わせ場所に
ようやくたどり着くことができた。

そこではCちゃんのパパが一人で私たちを待っていてくれたが
Cちゃんの家の車に同乗させてもらっていた娘を含めた
他のメンバーは先にハイキングに出発したとのことだった。

「一本道だから、急いで歩けば途中で追いつけるでしょ」
と、私たち夫婦は彼と一緒に3人で歩き始めた。

その差が随分と大きかったのか、
海の見える折り返し地点に着く前に
こちらに向かって歩いてくる子どもたちの集団が見えてきた。

私たちは海も見ずに途中で引き返すことになり、
もう少し先に行くと見られたというエルクなどの動物も
見ることができなかったが、
子どもたちのペースに合わせる必要もなく
大人だけの会話ができ
Cちゃんのパパとも仲良くなれたのはケガの巧妙だった。

キャンプ場への帰り道、
友人家族はTamales Bay Oyster Company に寄って
オイスターを買ってきた。

ポイント・レイズ半島と本土に挟まれた
細長い湾のTamales Bay は
牡蠣の養殖で有名だ。

生でもフライでも何でもいける牡蠣好きの私だが、
彼らが50個入りの殻付きオイスターを
2袋も持って帰ってきた時にはちょっと驚いた。

Cちゃんのママは慣れた手つきで殻をこじ開け始めたが、
私はコツを掴むまでにかなり時間がかかった。
結局、4人がかりで1時間以上かかって全部をこじ開けたが、
開けながらつまんだレモン汁だけの生牡蠣の美味しかったこと!

海岸とセコイヤの林が両方満喫できるというロケーション、
自転車のトレイルも完備し
数々のハイキングコースに隣接している
というだけでもかなり魅力的だが、
生牡蠣も手軽に楽しめるとなると
このキャンプ場は(まだ三箇所しか経験していないが)
確実に私のお気に入りナンバーワンだ。

来年の夏には絶対に戻って来るぞ!
Cちゃんのママ、誘ってくれてありがとう。

ポイント・レイズ国定海岸に近い人気スポットでのキャンプで夏休みが幕開け!(1)

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夏休み最初の週末は、
娘の日本語学校のお友達Cちゃんの家族と
3回目のキャンプに出かけた。

夏休みちょっと前にスマホ宛にメッセージが入った。
Samuel Taylor State Park
キャンプサイトを予約をしてあるんだけど
一緒に行きませんか?」とある。

確かに、Cちゃんには娘の誕生会には来てもらったが、
学校も違うし旦那同士の面識もない。
キャンプに誘われるとは正直、驚いた。

でも、Samuel Taylor State Park は
前から一度キャンプに行ってみたかったところではある。

レッドウッド(セコイヤ)に囲まれた
施設の整ったキャンプ場だと聞いていたし、
足を伸ばせば絶景のポイント・レイズ国定海岸にも行ける。

「近くに牡蠣の養殖場もあるので
生牡蠣ディナーもやりましょう」
と言われたら、もう断る理由はないというものだ。

こうして、第三者が企画するキャンプ旅行に
また便乗参加することになった。

初日の金曜日は、昼ごろに家を出て
サンフランシスコを2時間ほど北上したところにある
ポイント・レイズ国定海岸へ。

どこまでも続く細長い海岸線が
神秘的な美しさを醸し出すポイント・レイズ(写真上)は、
300段ほどの階段を上り下りしなくてはならない
岬の灯台(写真下)でも有名。

妊娠8ヶ月の時に訪れたきりだが、
その時は
「あなた、妊婦なのにこんな階段を上がって大丈夫なの?」
と行きかう人に聞かれたものだ。

あいにく今回は霧のせいで娘に絶景を見せることはできなかったが
灯台までのハイキングを楽しんだ。

夕方、キャンプ場に着いたのはうちが一番で、
テントを張っているともう一つの家族がやって来た。
Cちゃん家族のキャンプ友達だという。

肝心のCちゃん家族は、5時ごろ家を出ると連絡があり、
私たちは先に食事を始めることにした。

不思議なもので、
テント張りや食事の準備を手伝ったりしているうちに
さっき初めて会ったばかりの家族だが
なんとなく前から知っていた友達のような気分になる。
子どもたちもすぐに仲良くなって秘密基地を作りに行ってしまった。

話を聞くと、Cちゃん家族もその友達家族もかなりのキャンプ愛好家で
この夏も一週おきぐらいにキャンプに出かける予定という。

キャンプ場の予約が開始になり次第、
片っ端から空いている日に予約を入れ、
行けない日は後日、キャンセルするらしい。

行ける日を決めてから、なんて言ってると
なかなかキャンプは実現しないのだ。

Cちゃん家族が到着したのは7時過ぎ。
子どもたちは待ってましたとばかりに
さっそくS’more を要求。

その夜は慌ただしく過ぎたが
旦那同士もすぐに打ち解け、
バケーション気分も盛り上がって来た。

なんだかんだ言って、
来てしまえばキャンプは楽しい。
続く