夏休み2週目、娘を連れて日本へ一時帰国。
翌日、さっそく体験入学予定の実家近所の小学校へ
ごあいさつにうかがった。
「1年1組の担任、xxと申します」
と現れたのは、物静かな感じの女性の先生。
少人数クラス制の流れか、アシスタントの先生も一緒だ。
1年生の担任だから、勝手にもっといきのいい先生を想像していたが
ちょっと違った(失礼)。
「えーど、どうしましょう?」
と最初に質問され、ちょっと拍子抜け。
「いや、その、持ち物とか登下校時間とか
時間割とか、いろいろ教えていただきたいんですけど」
と言うと、4月に配布したと思われる
新入生向けの入学準備のプリントが出てきた。
「体操服と赤白帽、紺色の水着は用意してます」
と先制攻撃をかけると、
「赤白帽、買っちゃいました?
1年生はえんじ色を使っているんですけど。。。
まあ、お子さんさえ気にされなければこちらは赤白帽でもけっこうですが」
とのこと。
先日、うちの母が手続きに行った際、
教頭先生から言われて赤白帽を買っておいたのに、
そのときにちゃんと言っておいてほしかった。
「色鉛筆、はさみ、のり、セロテープ、カスタネットと
それを入れておくお道具箱のようなものはぜひ」。
「給食は、全員白衣を着て食べるので
それに代わるようなものがあったほうがよいと思いますが。。。
それから、箸を持参することになっていますので」。
「水着は、背中にゼッケンを付けておいてください」。
幸い、学校指定のものでなくてはダメ、と
昔のようにきびしいことは言わないようだが、
事前に母に聞いていたよりも準備するものがたくさんある。
「教科書とかノートはどうすれば?」
「直接書き込みをすることも多いですし、
1か月ぐらい滞在されるのでしたら教科書は買っていただいた方が。
指定の書店に問い合せてください。
ノートは購買部で皆と同じものを明日、私が代理購入しておきます」。
教科書って、学校に余分って1冊もないものなのね。
さっそく書店に問い合せると
「取り寄せのため最低でも数日、在庫状況によっては
2-3週間かかります」と言う。
先日、サンフランシスコの領事館から
異例の待遇で教科書を無料配布してもらえることになったのとは
えらい違いだ(参照:アメリカにいても日本の小学校の教科書がもらえるらしい)。
まあ、新学期でもないのに教科書を買う人なんて
そういないんだろうから仕方ないけど。
歓迎されてるのか面倒くさいと思われているのか
担任の様子からはよく分からなかったが、
とりあえず準備は整った。
明日から娘は小学生だ。