街がオレンジに色づくパンプキンの秋

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食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、、、。
日本の秋にはいろんな形容詞がつくが
アメリカの秋といえばその代名詞は
パンプキンだ。

10月に入ると急に
街中がハロウィーン用のオレンジ色のパンプキンで飾り立てられ、
デコレーションだけでなく
シーズン限定のパンプキン風味の食べ物が出回る。

スターバックスの『パンプキン・スパイス・ラテ』は定番で、
初めて発売されてからもう13年にもなるという。
9月にはメニューに載るのだから、
アメリカの秋を先取りしているといってもいいぐらいだ。

スーパーマーケットに行くと
定番のパンプキンパイはもちろんだが、
「え、こんなものにもパンプキン風味?」
と驚くようなものもたくさんある。

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・パンプキンスパイス・クッキー
・パンプキン・ビスコッティ

などはまだ想像の範囲内だが、

・パンケーキ・ワッフルミックス パンプキン風味
・パンプキン・スポンジケーキ
・ロールパン生地 パンプキン風味
・パンプキンスパイス・シリアル

など、朝ご飯のメニューには
ちょっとヘビーな気がするのは私だけだろうか。

・パンプキンスパイス・ヨーグルト
・パンプキンパイ・トリュフ・チョコレート
・パンプキンパイ・ポテトチップス
・パンプキン・アイスクリーム
・パンプキン・ポップコーン

この辺りになるとちょっと悪ノリのような気もするが
パンプキンスパイスが
シナモンのようなほんのりスパイシーな香りを足してくれるので
大人にも楽しめる絶妙な風味になっているのだろう。

ドリンクもスターバックスの専売特許ではない。

・パンプキンスパイス・アーモンドドリンク
・パンプキンスパイス・コーヒー
・パンプキンスパイス・コーヒーミルク
・パンプキンスパイス・ティー

などはどこのスーパーでも簡単に手に入る。

・パンプキンフレーバー・エール(ビール)

これはちょっと試すのに勇気がいりそうだが、
とにかくこれでアメリカ中がどのぐらいパンプキンを愛しているか
お分りいただけるだろう。

母親の手作り料理といえばパンプキンパイ、
と言いきるアメリカ人の大人も多く、
パンプキンが郷愁を感じさせてくれるのかもしれない。

パンプキンは、ハロウィーンの飾り物というだけではなく
アメリカの食文化にも深く溶け込んでいるのだ。

私は緑色の日本のかぼちゃを煮物やサラダで食べる方が好きだけど、
かぼちゃ(パンプキン)が家庭の味を思い出させてくれるというのは
日米共通らしく、おもしろい。

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